研究者を目指すという熱病

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疲れたあ

 先日、夏休みの休業報告を兼ねた研究の進捗報告がようやく終わった。この日のために、毎日、コツコツとがんばってきたわけだから、報告前は物凄く緊張したいと言いたいところだけど、結局、(無計画マンの私は)当日の朝まで文献を読み、資料を作成してすごすことになったので、寝不足と、自分で言うのもなんだけど過労で、睡魔に襲われながら、電車に揺られ、何度か乗り継ぎ、大学に向かう頃には、研究室で寝落ちしそうなくらいに疲労困憊だったので、緊張を感じる余裕すらなかった。

 夏季休暇前の、前期最後の週にあった進捗報告では、「この報告が終われば、夏休みだ~。前期にゼミを詰め込んでた分、いっぱいまとまった時間が手に入る。」なんて浮かれた気持ちを持っていたのだけれども、そんな軽い、浮ついた気持ちは、先生からの駄目出しの嵐によって、台風でなぎ倒されて吹っ飛ばされていった木と同じくらい、どこかに流されてしまった。

 だから、夏休みは苦しかった。たくさん嫌な夢もみた。平成最後の夏は、ドイツ語をたくさん読んで、欅坂・けやき坂の曲をたくさん聴いて過ごして、気分転換に地元の街を散歩したくらいの思い出しかない。小説も、長編小説を一冊読み終えることができたくらいで、あとは短編をちょっとだけ読めただけで、ほとんど読むことができなかった。

 でも、結果から言うと、今週行った研究報告は、たぶん、院生になってはじめてちょっとはましな報告ができたと自分で思うことのできたものだった。可能性を示せたと思う。自分の可能性を。

 ブログの更新は、週一どころか、9月に入ってから1度も更新することができないくらいになってしまったが、たまにアクセスログをみると、こんなに更新がないブログにもそれなりに読みに来てくださっている方がいて、率直に嬉しい(です)。ありがとうございます。ちょっとでも励みになっていたり、参考になっていたら嬉しいです。僕もがんばってます。皆さんもがんばってください。