研究者を目指すという熱病

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パソコンキーボード(ELECOM TK-FBP101BK)

  一か月ほど前に、パソコンのキーボードを購入した。

  私は、法学の研究のためにノートパソコンを長時間使用する場合には、もはや持病ともいえる眼精疲労を軽減するために、デスクトップ用の大型モニターとキーボードをノートパソコンに接続して行うことが多かった。

 ただ、昨年度の冬にノートパソコンを数年ぶりに新調して以降は、ノートパソコンに搭載されたモニターでも多少は眼精疲労の症状が緩和されたので、デスクトップ用のモニターと同じくデスクトップ用のキーボードを使わずに、ノートパソコンを使用する頻度が増えていた。その理由として、新調したノートパソコンのキーボードは、打ち心地がかなり良く、キーストロークが浅いので、指を軽く押しこんだだけで楽にタイピングできたことを挙げることができる。

 そんなパソコンのデバイス使用状況の中で、ふと思った。

 眼精疲労を軽減するアイケア対応のデスクトップ用の大型モニターと一緒に使用できるデスクトップ用のキーボードでも、ノートパソコンと同じような打ち心地のワイヤレスキーボードはないのだろうか、と。

 そこで、これまでは三千円程度のキーボードしか手に取ったことがなかったので、自分が求めている、ノートパソコンと同じように指を軽く押しこむだけでタイプできるキーボードを探してみた。

 そこで、幾つかのメーカー・製品のキーボードを試し打ちできる家電量販店を選んで、キーボードを購入した。家電量販店で試し打ちをしてみた結果、予算の中で一番良かったのが、 ELECOM製の TK-FBP101BKだった。

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  店頭価格は5000円だったような記憶があるので、ネットと比較すると割高なような気もするが、ノートパソコンと同じ「パンダグラフ方式」のキータイプを採用しているこのエレコムのキーボードが個人的には最も打ち心地が良かった。キーストロークもかなり浅めの仕様となっている。

 このキーボードを購入して以降、作業効率が物凄く上がった。

 例えば、論文を書いている時、翻訳を作っている時に、頭の中にすでに次に書きたい言葉が浮かんでいるにもかかわらず、キーボードの押しこみに ―― コンマ数秒であるとしても―― 時間がかかってしまうことが原因でストレスを覚えることが以前は多かったのだが、いまは、そうしたストレスが相当に軽減された。

 たった、5000円の買い物だったが、これほどに、作業環境が変わるとは思っていなかったので、個人的には嬉しい買い物だったといえる。

 最後に、キーボードのラインナップの中では決して高級品とはいえない上記の製品ですら、個人的にはかなり満足度が高かったので、2万円、3万円のキーボードの使い心地がどれくらい良いのか、気になった。いつか買ってみたいと思う。