研究者を目指すという熱病

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大学院での生活 雑記④〔留学生入国制限の緩和〕

 おはようございます。

 本日も、大学院での生活について書いていきたいと思います。今回の記事は、コロナウィルスの影響により留学生(新規入国者)に対してとられていた入国制限についてです。私が院生として所属する法学研究科にも、今年度M1生として入学したにもかかわわらず、いまだに中国から日本に入国できていない留学生がいます。その留学生は、Zoomなどのアプリにより遠隔授業というかたちで大学院のゼミを受講することができていますが、しかしながら、当然ながら日本の大学図書館に足を踏み入れるかたちで活用できないことにより資料の収集に支障が出ているほか、他の大学院生と学問的交流を図る機会や、日本人との日本国内での交流の機会が失われた結果そもそも日本語を活用する機会が失われるという状況に置かれています。

 このようにコロナウィルス対策の一環としての入国制限によりまだ来日できていない留学生は非常にしんどい状況に現在も置かれている中で、ようやく、今月8日に新規入国が一部解禁されることになったようです。

 彼らが一刻も早く日本に来日し、大学院入学時に思い描いていた研究生活を送ることができるようにしてほしいと思います。

 

www.yomiuri.co.jp

 

12月2日の追記

news.yahoo.co.jp

 先日、29日にオミクロン株に対応するために、留学生を含めた新規入国の停止が発表されました。4月から半年間にわたって来日することを待ち望み、先月はじめにようやく来日することができることに期待を抱いていた留学生にとっては、酷な決定だと思います。ある留学生が、再び入国停止措置が政府により採られたことについて、「もうこうしたことに慣れてしまった」と寂しそうに言った言葉が、私には忘れられません。一刻も早く、日本で研究することを望む留学生が来日できるような施策を政府に採ってほしいと思います。