研究者を目指すという熱病

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ストレス解消法

 お久しぶりです。

 今日は、個人的なストレス解消法について書いてみたいと思います。このブログをお読みくださっている方の中には、ふっと息抜きをしたいけれども良いストレス解消方法が中々見つからないという方もおられるのではないかと思います。そこで、今回の記事では、僕が編み出したストレス解消法を書いてみたいと思います。

 さて、ストレス解消法というのは、夜遅くの誰もいなくなった(市営)グラウンドを爆音で音楽を聴きながら自転車を漕いで走りまくるという方法です。この方法であれば、車道におけるように事故の心配をする必要なく、風の気持ちよさを身体に感じながら自転車で爆走することができ、かつ、道路ではなくグラウンドなので心ゆくまま―― 道交法に違反することなく――  音楽を楽しむことができます。

 信じられないかもしれませんが、自転車を全力疾走させて風にあたっていると、不思議と、ハイな気分になっていきます。風の声を聴いていると―― 音楽をイヤホンで聴いていても風の音は聴こえてくるのですが、普段の悩み事が風といっしょに吹き飛んでいきます。ペダルを漕ぐごとに、心拍数が上がり、汗ばんでいき、次第にびしょ濡れになりながらも身体が火照(ほて)っていくうちに、いつの間にか、普段は悩み事でいっぱいになっている頭が、そんな憂鬱なことを考えることすらできないくらいにペダルを漕ぐことに夢中になっています。熱くなっていく身体の体温とともに、頭の中に塊としてできてしまった悩みも熱で溶け去っていくのかもしれません。

 そして、自転車を漕ぎ続けてグラウンドをぐるぐると何周も回り続けるという単純な作業に華を添えるのが、音楽です。マンションにもオフィスビルの影にも遮られていない、だだっ広い、そこに自分しか存在しない深夜のグラウンドという空間の中で、月と星の光にだけ照らされながら音楽を聴いていると、普段せまい自室や他の乗客も乗り合わせている通学・通勤電車の中で聴いている時とは明らかに異なる解放感と高揚感を楽しむことができます。そして、自分だけの居場所がこんな場所にもあるということを実感できます。

 おすすめのストレス解消法なので、ぜひ試してみてください。

 ただ、夜風にあまりに長い時間あたってしまうと、風邪をひいてしまうこともあるので、あたたかい服装で試してみてください。

 

 最後に、今年の夏に読んだ本の中でいちばんよかった小説のAmazonアフィリエイトリンクを掲載させていただきたいと思います。論文執筆のためにレビューする時間もありませんが、おススメの本です。