研究者を目指すという熱病

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フィッシングメールの詐欺に騙されてしまった件

 今朝、父名義の家族カードとして私が契約しているクレジットカード会社から、身に覚えのないクレジットカードの使用についての通知メールが届いていることに(父が)気づいた。その通知メールによれば、ある早朝の5分間のうちに、518円のカード利用が連続して5回あったらしい。合計2500円程度の買い物が行われていたらしい。

 しかしながら、私は父の家族カードとして契約していたそのクレジットカードを一度も使用したことがなかった。つまり、このカードで買い物をしたことは一度もなかった。

 このクレジットカードについて身に覚えがあったのは、強いて言えば、「Amazonプライムの支払い方法に問題がある」というメールがスマートフォンに送信されていたので、その案内に従い、クレジットカードの番号、セキュリティコード、名義人を登録してしまったことだけだった―― そのメールがまさにフィッシング詐欺だったのだが。

 

 それゆえ、上記のクレジットカードの利用に身に覚えのなかった私は、今朝すぐにクレジットカード会社のサポートセンターに連絡することにした。

 

 クレジットカードのサポートセンターの親切な従業員の方への照会を通じてわかったことは、私が間違いなく、Amazon公式サイトを騙ったフィッシングメールの詐欺に引っかかってしまったということだった。

 私が自分のクレジットカードに関係する個人情報をフィッシングサイトに記入してしまったすぐ直後に、フィッシング詐欺犯によって海外通販サイトにおいて518円×5回分の買い物が行われていたらしい。

 それだけでなく、CHANELの通販サイトにおいても2万円程度の買い物が行われる寸前だったらしいが、しかし、CHANELの通販サイトはクレジットカードの不正利用が頻繁に行われているらしく、当該カード会社のセキュリティ対応により、不正利用が未然に防がれたようだった(クレジットカード会社に大感謝である)。

 それゆえ、今のところ判明している不正利用の被害額は、おおよそ2500円である。

 カード会社のサポートセンターの親切な担当者によれば、不正利用されたお金については保険が効くらしく、私に請求が来ることはないらしい。

 正直なところ、被害額がそれほど大きくなかったこと、不正利用された代金の請求が保険条項により免責されることに安堵している。その感情と共に、フィッシング詐欺に騙されてしまった私の代わりに請求額(不正利用された買い物代)を肩代わりしてくれるクレジットカード会社に申し訳ない気持ちも大きい。

 なんというか、私は人生において自分自身が詐欺にあうことはないだろうと過信していたので、自分自身の馬鹿さ加減に呆れている。

 不正利用されたクレジットカードは止めることができたので、被害が、これ以上大きくならない、あるいは現在認識している被害額よりも大きくなっていないことを祈っている。

 

追記)

 フィッシング詐欺に引っかかってしまったのは、ちょうど研究の進捗報告が終わりドッと疲れが身体に押し寄せていた時期だった。また、その直後に院生自治組織の総会を控えていたので、心理的にもストレスが続いていた時期だった。

 今思い返してみると、「Amazonプライムの支払いに問題がある」というフィッシングメールが私のスマートフォンに届いた時、面倒なタスクはさっさと済まてしまいたいと、あまり考えずに、詐欺に引っかかってしまった。

 心にまったくゆとりがなかったのだと思う。

 このブログを読んでくださっている方は、私よりも賢い方が多いかもしれませんが、皆さんも気をつけてください。